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ニュースリリース
 
2006/12/25  ひろしま産業振興機構ニュース
  掲載内容  
  <今月の企業訪問>
人や環境に優しい動物用忌避剤の自社開発を武器に、鳥獣総合駆除メーカーを目指す
 
 
鳩被害に着眼して始まった生き残りをかけた自社開発
 21世紀は環境の時代になると考えた中本代表取締役が、害虫駆除業を主業務とした株式会社広島県環境サービスを設立したのは1989(平成元)年だった。しかし、時代はバブル崩壊の影響が出始めた頃。「業界内の価格競争が激しくなって、私たちのような中小企業には厳しい環境でした」という中本代表取締役。このままでは淘汰されてしまいかねないと危機感を抱いた中本代表取締役は、生き抜くための武器を持とうと考えた。それは自社製品の開発だった。もともと自社製品を開発して世界に売り出そうと考えていたという中本代表取締役が着目したのがハトだった。「害虫駆除に行った先の会社が、ハトのフンで大きな被害を受けていたということを知ったのです。もし、確実にハトを忌避できる製品を開発したらきっと売れると思いました」。
 
ビジネスプラン発表等で注目を集め、全国ネットワークも完成
 ハト被害を防ぐための製品はすでに売られていたが、その多くは臭い成分を主としたもので、ハトの飛来を防ぐ決定的な商品ではなかった。製品開発に着手した中本代表取締役は、まずハトの生態を研究。「鳥類は、脚にベトベトしたものが着くのを嫌う性質があったのです」。そこで思いついたのが化粧品等に使われているジェル剤だった。さらに、ハトは脚が汚れると、それをクチバシを使って取り除こうとするという性質を利用して、臭いや味覚を刺激する効果も追及した。「脚、味覚、嗅覚など、複数の感覚に働きかける方が効果も高いし、長続きするのです」。ジェル剤にハトが嫌う臭いや味を混ぜて効果を確かめる、という手探りの開発が進められた。
  2002年、ハト飛来防止忌避剤の製品化に成功。『ハートジェル』と名付けられた製品は、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンなど天然素材を使っているので安全であること、ジェルを塗布するだけなので、設備費用もかからず景観も損なわないこと、耐候性・耐熱性に優れていて、150度の高温でも流出しないこと、そして効果が1年以上長続きするなどさまざまなメリットをもつ。完成後、販売開拓をめざして、ひろしま産業振興機構のひろしまベンチャー交流サロンでビジネスプランを発表したり、ベンチャーメッセひろしま、ビジネスフェア等に積極的に参加してPRに努めた結果、徐々に注目を集めるようになったという。「現在は、全国35社の販売・施工代理店に提供しています」。さらに、今年、10月には『ハートジェル』のタイ・韓国への輸出を開始。「来年には、ホームセンターでの販売も決まっています」。
 
第2の自社製品、ネコ侵入忌避剤も開発、環境に貢献する総合メーカーを目指す
 ハトに続いて開発に取り組んだのが、のらネコ侵入防止忌避剤だ。「『ハートジェル』のノウハウを活かして、ジェル剤の粘着性や臭いや味など複数の感覚に働きかけるもので、もちろん天然成分なので人間にも安全な商品を開発したのです」。『野良猫シャット』と名付けられた製品は、来年度にはドラッグストアを中心に全国展開を計る予定だという。
  害虫駆除からはじまった、自社製品『ハートジェル』、『野良猫シャット』という武器を得た今。同社は今年、9月に株式会社に改組し、CIに取り組んでいる。その一環として来年、初には社名を『エビオス株式会社』に変更する予定。「この社名は、Environmental(環境)Bio(生物)Solution(解決・解明する)という言葉を組み合わせたものです」と語る中本代表取締役。同社は、安全で環境に優しい自社製品を武器に、環境に影響を及ぼす生物の問題を解決する総合メーカーとして確かな一歩を踏み出している。