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ハートジェル・野良猫シャット
 
     
   
     
   
     
 


1985年頃から、磁石を利用した防鳥機器が出回り新聞の科学欄やNHKテレビのニュースなどで取り上げられ、静かなブームを巻き起こしました。かつての目玉模様と同じように、時期を使ったいろいろな機器が出回り出したのです。理屈は、ハトを始め多くの鳥は見知らぬ土地から自分の巣に帰ったり、渡り鳥が飛行経路をたどるのに地磁気を利用していることが最近、判明した。だから、磁石を用いて地磁気を乱してやれば鳥はその場所を嫌って、そこには近づかないというのです。これは、一見、科学的に聞こえます。何しろ、新聞の科学欄にそう開設され、テレビにも登場したのです。この科学的な理屈は人々を納得させるのに大変強力なようです。しかし、この説明は、少しの真理と大半の間違いからなっています。確かに、ハトや渡り鳥の飛行に地磁気が重要な役割を果たしているのは事実です。しかし、現在までに証明されていることは、飛行する方角を知るためには、普段は太陽や星などの天体が使われており、曇天でこれらが利用できない時に、地磁気を使うのです。このことは、最近発見されたことではなくて、1960年代には、ほぼ証明されていました。しかし、方角だけわかっても鳥は目的地へ到着することが出来ません。必要なのは、現在どこにいて巣の位置はどこにあるかという情報です。これは「地図」情報と呼ばれるものです。これもち時期によっているのだという説が1980年に三人の学者から、それぞれ独立に出されました。一時は、これで「地図」の問題も解決したかに思われました。
  しかし、その後、これらの説を支持しない実験結果が相次いで出され、現在この問題は未解決のままです。また、鳥は体内のどこで時期を感じ取っているかについても、未だ確実な答えはありません。方角と同様に「地図」も地磁気に依存して飛行していたとしても、なぜ地磁気が乱れると鳥はそこを避けるのでしょうか?磁気の乱れが鳥を忌避させる理由は、考えにくい事です。それにもまして、自分の巣の近くへ来たハトは地形などの見なれた景色を頼りに巣に戻ることが、例えば曇ったコンタクトレンズを目には目がハトの実験などで証明されています。たとえ巣の周りに磁石がぶら下がっていても、ハトは迷うことなく巣に帰り着くでしょう。(そういった実験結果がアメリカで得られています)。一見「科学的」に見えるこれらの説明は、ちょっと考えればおかしなことに気づくはずです。そういったことを知ってか知らずか、新奇な話題にすぐ飛びついて科学欄で取り上げるマスコミの無責任さも困ったものです。

(藤岡正博 著  鳥害の防ぎ方より抜粋)